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【レビュー】Aldaria - Land Of Light

Aldaria - Land Of Light (2017)

 

   f:id:sanctuary666:20170602115155j:image

 

評価:8.4/10

文:

 

1. Excitare Ad Lucem
2. Another Life
3. Gurdian Of The Light
4. Sands Of Time
5. Lost In The Darkness Below
6. Test Of Time
7. Trail Of Tears
8. Where Reality Ends
9. From The Ashes
10. Answers In A Dream
11. Land Of Light

 

ノルウェーのパワーメタルバンドMemorised Dreamsのギタリスト、Frode Hovdのメタルオペラプロジェクトの第一弾。
Rhapsody Of FireのFabio LioneRiot VのTodd Michael HallMasterplanのRick AltizDragonlandのJonas Heidgertなどその道で幅を利かせている16人のヴォーカリストFalconerのGtであるJimmy HedlundHelloweenのDr、Uli Kuschなど18人のミュージシャンが参加しています。
そして本作のミックスはMasterplanのギタリスト、Roland Grapowが手掛けており、もちろん彼は演奏にも参加しています。
それにしてもFabio Lione最近よく見かけるなぁw

自分恥ずかしながらMemorised Dreamsの事はよく知らないのですが、1999年から活動しておりアルバムをいくつか出しているみたいですね。かなりマイナーだと思われます。Youtubeでいくつか楽曲を聴いてみましたが、古き良きパワーメタルといった感じで、Helloweenのようなキャッチーなメロディを基盤にして、そこにファンタジー風味をプラスしたような雰囲気でした。
本作も作風としては似ていますがMemorised Dreamsよりも荘厳で繊細なアレンジが施されており、Helloween路線のメロディを壮大にアレンジしたような作風は、Tobias SammetのメタルオペラプロジェクトであるAvantasiaの影響を強く感じます。
中にはどこかで聴いたことのあるようなメロディもちらほら.......w
ファンタジー系の正統派メロパワを基軸に、明るく疾走する曲やゆったり壮大に聴かせる曲、ピアノによる悲しげなバラードなどアルバム全体としての抑揚が上手くとれています。この聴いている人を飽きさせない曲の幅広さは高く評価できます。
アップ➡ダウン➡アップ➡〆といった全体の曲の流れもしっかり定石を踏んでおり、聴きやすいので、メロパワの入門作としてもいいのではないでしょうか。

#1鐘の音とともに壮大に幕を開けるインスト。メロパワの定番。いつどのバンドのを聴いても心躍るわ。
#2インストからのこれ。Helloweenの手法ですね。
先頭曲に相応しい明るい曲。A、Bメロとじっくり展開して、サビで一気に突き抜ける。爽快度高いです。先頭に置いとけばまず間違いなし。そんな感じ。
#3#2と同じ路線の壮大な雰囲気。サビがなんかキラキラしてていいね。満点の星空が脳裏に浮かびました。
#4切ないピアノ伴奏から始まるバラード。一旦休憩って感じかなw
しかしソロのメロディにセンスを感じる。
#5いい!こちらも悲しげなピアノ伴奏で始まるのでバラードかと思いきや、ギターの入りから壮大かつ激しく、悲壮感を含んで展開していきます。女性Voと男性Voのハモリが綺麗でグッド。メロディと雰囲気がなんとも美しい一曲。
#6掴みから疾走します。Helloween直系のメロスピって感じかな。佳曲。
#7ピアノ伴奏スタートのバラード。このスタイルが好きみたいですねw
メロディが美しいので心に響きます。ソロも泣き系でいい感じ。
#8明るく疾走する曲。#2,#3の雰囲気に戻った感じ。後半戦の始まりだ!
#9ミドルテンポでメロディアスな曲。キラキラした曲が多いですね。これもその一つです。
#10なんだかファンタジー小説の世界の国歌みたいな雰囲気で幕開け。サビもエピックな雰囲気が出ています。
#11アルバムのシメとなる12分近くある大作。ここまできてもぶれないメロディラインと世界観。いいぞFrode Hovd!随所に散りばめられたギターによるソロもいいセンスだし、これまでの楽曲の雰囲気を引っ張ったまま最後にこの曲を置くことによるアルバムとしての一貫性も良い。そしてサビがHelloweenのあの不朽の名曲........ぽいw

この手のジャンルの音楽は出切った感があって、新鮮さはないのだがやはり基盤となっている物がよいためか、自分の琴線に触れているためか飽きることなく聴いていられる。そう言う意味ではやはりHelloweenの成した事は大きかったと認めざるを得ない。
この作品も先人達の音楽の再編でしかないと言えばそうだが、キャッチーなメロディに壮麗なアレンジによって創り出されるドラマティックな世界観はやはり濃密で、メロパワというよりはシンフォニックメタルに通ずるものを感じる。繊細なアレンジによって創り出される美麗な音世界は素晴らしいものがある。こういうスタイルの音楽が廃れないようにこれからもクオリティの高い作品を出してほしい。


よし、次はMichael  Kiskeを呼ぼうw

 

 

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Land Of Light

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